FUKAVORIは、心理学の「ビッグファイブ理論」に基づいて開発されました。
ビッグファイブは、およそ1世紀にわたって研究が進められてきた性格テストの一種で、世界中に数千を超す実験データが存在します。MBTIやエニアグラムといった有名な性格診断よりも信頼性が高く、私たちの将来をうまく予測できることがわかってきました。
たとえば、以下のような予測が可能です。
ビッグファイブの結果により、あなたがどの職業に就いたときに、最も社会で成功しやすいのかを判断できます。
今後の人生で、あなたがどれだけ良好な人間関係を築けるのか、人間関係でトラブルを起こしやすいのかを予測できます。
あなたがストレスや不安にどれぐらい強く、将来うつ病や不安障害にかかりやすいかどうかも推察できます。
いずれの予測においても、ビッグファイブを使えば、他の性格診断よりも信頼度が高い結果を得ることができます。そのため、いまやビッグファイブは世界中で使われ、ヒューレット・パッカードや米マクドナルド本社、クレディ・スイスといった大手企業が、候補者の適性を評価するために採用しているほどです。
FUKAVORIを開発するにあたっては、欧米のビッグファイブ理論を使うだけでなく、日本人向けに内容の調整を行いました。ビッグファイブは欧米で生まれたテストのため、そのまま使うと日本人の言語感覚とズレが生じ、テストの信頼性が下がってしまうからです。
この問題をクリアするためFUKAVORIでは、ビッグファイブを自然な日本語でテストが受けられるようにカスタマイズし、なおかつ日本人特有の感覚をすくいあげられるように改良しました。
つまりFUKAVORIは、心理学において最も信頼がおける理論をベースに、さらに複数の研究データを用いてブラッシュアップした適職診断になっています。
テスト内容については十分な検証を行っており、欧米向けのテストと同じように日本人でも精度が高い結果が得られることを確認しています。
自分の性格に基づいた適職を知るために、ぜひFUKAVORIを使ってみてください。
FUKAVORIでは、あなたが持つ5つの性格特性を評価し、それをもとに適職を判断します。
積極的な性格か、それとも控えめな性格かを判断する要素です。この特性が強ければ社交的で明るく、低ければ謙虚で物静かなタイプです。外向性が強い人は、営業、テレビ・ラジオ、スピーチ、エンターテイメントなど、人と接する職業に向いている傾向があります。逆に外向性が低い場合は、事務や研究者、ウェブ開発者のように、一人で黙々と行う仕事で成果を発揮しやすいかもしれません。
温情的な性格か、それともクールな性格かを見る要素です。この特性が強ければ友好的で人当たりがよく、低ければ冷静で人当たりの悪いタイプだと言えます。愛着性が高い人は、看護、ホスピスケア、ソーシャルワーク、カウンセリングなど、人を助ける職業を選ぶ傾向があります。一方で、愛着性が低い人は交渉が上手く、法律や政治のような職業で成功しやすいでしょう。
几帳面な性格か、それとも大雑把な性格かを見る要素です。この要素が高ければ計画性があって責任感が強く、低ければ細かいことにこだわらないタイプだと言えます。統制性が高い人は、弁護士、医師、CEO、管理職といった責任を求められる職業で成功する傾向があります。 一方で、統制性が低い場合は、自分のペースで作業ができる仕事か、大きな責任を負わない職種の方が力を発揮しやすいでしょう。
創造的な性格か、それとも現実的な性格かを見る要素です。この要素が高ければ好奇心旺盛で遊び心があり、低ければ堅実派で保守的なタイプだと言えます。遊戯性が高い人は、起業家、芸術家、俳優、作家、ミュージシャンなどの職業で成功する確率が高いと考えられます。一方で、遊戯性が低い場合は、会計士や公務員のように、安定性が高く、予測可能な環境で能力を発揮しやすいでしょう。
感情的な性格か、それとも穏やかな性格かを見る要素です。この要素が高ければ心配性で緊張しやすく、低ければ大らかなのんびり屋なタイプだと言えます。というと、情動性が高くても良いことなどなさそうですが、そんなことはありません。たとえば、「統制性の高さ」と組み合わさった場合は、何らかの悩みやトラブルを解決する仕事で能力を発揮する傾向があります。同じように、情動性が高い人が、遊戯性も高かった場合は、創造性を必要とする仕事で成果を残しやすいことがわかっています。
FUKAVORIで評価する要素は以上ですが、単に5つの性格特性を見るだけではあなたの適職はまだ見えてきません。性格はそれぞれが複雑に影響しあい、あなただけが持つオリジナルのキャラクターを形づくっているからです。
たとえば、ある心理学の研究では「遊戯性が高い+外向性が高い」という性格の組み合わせを持つ人は、どのような仕事も楽しめる上に創造性も高いため、総じて収入が多い傾向が認められています。
また別の研究では「統制性が高い+情動性が低い」という性格の組み合わせを持つ人は他の性格を持つ人よりも学習のスピードが早いため、最先端の知識をスピーディに身につけねばならない仕事(エンジニアやマーケッターなど)で成功しやすいことが明らかになっています。
このように2つ以上の性格特性が互いにどう影響しているかを判断しないと、あなたに本当に適した職業はわかりません。
そこでFUKAVORIでは、5つの性格特性の組み合わせをさらに細かく32パターンに分類し、そのうえで各性格に向いた職業をピックアップしました。
ここまで多角的に性格を分析したテストは他になく、あなたに最も適した職業を導き出してくれるはずです。ぜひFUKAVORIを利用して、キャリアのヒントを得てください。